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譲渡する側にとっては大きなメリットになることが多い

M&Aは身売りをすることになることから、あまりよくないイメージを持っているのが買収や合併になることが多いですが、けっしてそのようなことはありません。譲渡する法人にとって買取は大きなメリットが存在していることも知っておきましょう。

後継者に悩まされなくて済む

人材不足が指摘されているように、企業の後継者不足もこれから顕著な問題になってくると言われています。約70%近くの企業がこの問題に悩まされているのも事実です。優秀な社員に担ってもらうかたちもありますが、子息に任せる悪しき習慣があるのも日本。そこからおかしくなる企業も多いです。買収と合併はそのような問題をなくすことも可能です。

一部の事業を譲渡するかたちもある

すべての事業を譲渡しないといけないと感じている人も多いですが、そういうわけではありません。一部の事業だけということもできます。自分たちではなかなか収益を出すことができない事業部を他に任せて、後は自分たちが得意な事業で業績を延ばすことも可能です。このようなかたちでもM&Aを活用することができます。

企業の存続は大きなメリット

買収合併は結果的には企業の存続を意味します。会社名を引き継げる可能性もありますし、なにより大切な社員をそのまま会社に在籍させることができます。安易に廃業をすると、いろんなところに迷惑をかけることになりますので企業の存続を検討することをおすすめします。

身売りという感覚が少ないのもM&A

このように譲渡する側には大きなメリットがあることを知ってください。役員の立場がなくなるようなこともありますが、交渉次第では代表権がない役員になれることもあります。あくまでも相手次第になりますが、譲渡するメリットは大きいです。

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